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「探検」とは、単なる過去のできごとではありません。
コロンブスが新大陸を発見した地理的探検から、科学のあらゆる分野における学術探検まで、時代とともにその対象を変えながら、今現在でも多くの人が、未知の領域(知らないこと・経験したことのないこと)に挑戦し、探(さぐり)検(しらべる)という行為をおこなっているからです。つまり、探検とは「人間が本来もって生まれた知的・肉体的欲求の発露であり、そのいとなみ」であるといえます。

探検家のひとりである梅棹忠夫氏(国立民族学博物館の初代館長)は次のように言っています。「現在は、地理的発見という時代ではなくなりました。しかし、人類はやっと地球の表面の概略を知りえたにすぎません。探検は、今後も、あらゆる分野においてその必要性や重要性を失っていないのです」

西堀榮三郎記念探検の殿堂は、平成6年8月、旧湖東町にゆかりが深く、すぐれた探検家である西堀榮三郎を記念し、日本人による近代探検の歴史と探検家たちに学びながら、探検に不可欠な「探求心」「チャレンジ精神」「創意工夫の心」「新しい技術の試み」を21世紀を担う若者に広く伝え、探検文化の振興をめざして誕生しました。